グレーとブルー、異なる色に見える左右の平皿。こちら、実は同一品なのです。今回は、見る角度によって色の見え方が異なる塗装技術、「偏光塗装」「玉虫色塗装」についてご紹介します。
パール材を用い、繊細な調色が可能
上の2枚の写真に写っている平皿も、同じものを角度を変えて見たものです。写真では伝わりづらいかもしれませんが、同じ色には見えないのではないでしょうか。傾けることで色合いが異なって見えることから、偏光塗装と呼ばれる技術です。まるで玉虫色に見えることから、当社では「玉虫色塗装」とも呼んでいます。
パール材の添加量、塗料の吹き付け量によって、塗装後の見え方を変えることができます。前回ご紹介したように、微細な調色技術が当社の強み。ご要望に応じて、細かな調色を行うことが可能です。
ふち部分の色合いが変わっていく様子が伝わるでしょうか。
今回ご紹介した平皿は、どちらも透明ガラス製。裏側から塗装を施すことで、表面から綺麗に色が見えるように仕上げました。
透明なガラス素材がベストではありますが、他の素材でも塗装は可能です。ぜひお気軽にご相談ください。また、食器だけではなく、雑貨類やアクセサリーパーツなどに塗装することもできますよ。(過去には靴への塗装もご相談いただきました!)
一見シンプルなようでいて、見る角度を変えることで鮮やかな色合いに。「こんなものに塗れますか?」「こういった色合いにできますか?」など、お問い合わせをお待ちしております。
ご注文の流れ
お客様からのご注文は、オーダーメイドにて承っています。
まずは打ち合わせでご注文内容について具体的なイメージをお伺いします。参考資料として画像資料などをご持参いただければ打ち合わせがスムーズに進みます。弊社でもサンプルをお見せしながらお客様と一緒に完成品をイメージしていきます。お客様のご要望に応え、イメージしている製品を忠実に再現するよう努めてまいります。
詳しいご注文の流れはコチラをご参照ください。
まずはお気軽にご相談ください
食器類にかかわらず、ホビー用品や家具、スポーツ用品などについてもオーダーメイドにてご注文を承っています。色の塗装だけでなく、防水性や抗菌性など、機能性を高める塗装技術もございます。「こんなこともできる?」といったご質問でもお気軽にご相談ください。